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『通のツール箱』 ~Y-MAX工具ブログ~

工具マニアである私、本間店長が工具ブログを書いていきます。レーシングカートや一眼レフカメラで撮影した写真についても書いていきます!「ヤフオク」も開催してます!

虫眼鏡付き!「ラクラクトゲ抜き」

しばらくブログ更新を怠っていました・・!

ケインズの太田さんからリクエストがありましたので、今回は工具ネタでいきたいと思います!

今回紹介するのは「工具」というか、便利グッズです。

日頃、カートの整備をしていると時々手足にトゲのようなものが刺さってしまうことがあります。

小さくてなかなか取れないけれど、触ると痛くてイライラしますよね?

先日も、ケインズの近藤社長が手にメッキの破片が刺さって(と言うより、ほぼ入り込んでしまい)大騒ぎしてましたので(笑)、私が工具箱に忍ばしていた秘密道具を貸してあげました。

それがコレ『現場用ラクラクトゲ抜き』です!

4106+c39mwL.jpg

テレビでも紹介されたことのある商品で、かなり便利です!

指先に、肉眼では確認し辛い程小さなトゲが刺さってしまった時、虫眼鏡を手に持つ事も出来ず、ピンセットだけの作業では上手く取る事が出来ません。
26g.jpg

でもこのトゲ抜きはレンズが付いていてちょうどピンセットの先端にピントが合うようになっているのです!

拡大率は15倍なのでごくごく小さいトゲまではっきり見え、安全にトゲを抜く事が出来ます。

プラスチック製で、先端は透明になっているので光が隠れることなく、1発でトゲが取れます。

全長3cmくらいなので、ポケットにもすっぽり!
rakurakutoge.jpg



近藤社長も大絶賛のこのアイテム。価格も安いので1つGETしておくといいかも!

ちなみに、ちょっと高級バージョンもあり、「ピント調整機能付き」「ライト付き」「ペン型」などもあります!

 
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[ 2012/09/24 18:00 ] 工具 | TB(0) | CM(2)

Ko-ken Z-EAL 首振りショートラチェット

この間の鈴鹿のレースの帰り道に、いつもの秦三商会で買った工具の一つを紹介しまーす!

Ko-ken(山下工業研究所)のZ-EAL(ジール)の首振りショートラチェットです!

P1050772.jpg

Ko-kenはソケットのバリエーションが非常に多いメーカーですが、国内ではあまり有名とは言えません。
ですが、その技術力は非常に優れています!  ある意味、職人技と言った感じです。
海外では、「KTC」よりも「Ko-ken」のほうが評価が高く、F1日本グランプリの時にはF1チームも買いに行くほど、噂ではマクラーレンF1チームがKo-kenの工具を買い漁ったとか。

そんなKo-kenの新ブランドとして登場したのがこの「Z-EAL」
整備を目的に特化し、設計から仕上げまで見直したこだわりの商品なんです。

で、今回私が買ったこの「首振りショートラチェット」
主にカートのプラグレンチ専用として購入しました。
プラグレンチを挿しっぱなしにしても、下の写真のように折り畳んでポケットに入るようにと思い購入。
最初は他メーカーの首振りラチェットを買う予定でしたが、Z-EALの使い易さに負け、ちょっと高めですけど買っちゃいました。
P1050774.jpg

今まで、Ko-kenのラチェットは「空転時のラチェッティングトルクの軽さ」が特徴でした。
これは、ギアの構造が「ウイングタイプ」(二つ爪タイプ)というものを採用しているためで、単純な仕組みで故障が少なく、とにかく空転トルクが軽いことが特徴だからです。
FEB02122.jpg
(写真は旧型KTC)


ところが、今回買ったZ-EALは「パウルタイプ」(ダルマ式)を採用しています。
パウルタイプはギアが噛み合う構造になっていて、強度が稼げることが特徴ですが、摩擦と重量の増加により、空転トルクが重くなってしまうことが欠点なのです。
kk_z_07.jpg
ところが、ここがKo-kenのすごいところ!
「パウルタイプ」なのに、今までの「ウイングタイプ」と同等の軽快さを実現しています!
さすがです!なんてったって会社名が「山下工業研究所」ですからね!

首振りの部分にも工夫がされていました!
私が見た中で、他のメーカーの首振りは無段階のものが多く、トルクをかけた時に勢いで角度が変わってしまうことがありました。
ところが、Z-EALの首振りは真ん中にボールが付いていて、センターで固定されるようになっています。
これがとても使いやすくて購入の決め手になりました。

ソケットもZ-EALで揃えたいなぁ。
[ 2012/04/16 18:02 ] 工具 | TB(1) | CM(0)

KNIPEX 「スナップリングプライヤー」

久しぶりに工具ネタです!

今回は、クニペックスです。

クニペックスと言えば、ドイツの掴み物系工具としてはあまりにも有名な工具メーカーです。

スナップオン等からのOEM(代理生産)も行なっており、その品質はピカイチです!


数あるクニペックスの工具から今回紹介する工具は 「スナップリングプライヤー」 です!

001957-11.jpg


スナップリングはカートでも使用することが多い部品です。

油圧式ブレーキのマスターシリンダー内。
KT100SECのドライブスプロケット。
ステアリングシャフトの根元のベアリング。
などなど・・。

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スナップリングには主に「軸用」「穴用」の2種類があります。

内側が丸いのが軸用、外側が丸いのが穴用になります。

スナップリングを着脱させるには スナップリングプライヤーが必須です!

スナップリングにある二つの小さな穴にプライヤーの先端を入れ、プライヤーを握ることでリングを広げたり縮めたりします。

スナップリングに「軸用」「穴用」があるように、プライヤーにも同様に「軸用」「穴用」があります。



まずは「軸用」

カート関係なら、軸用はKT100SECのギア部分によく使います。
4611-a0.jpg
軸となるものに溝が切ってあり、スナップリングをプライヤーで広げて挿入し、溝にはめ込みます。





次に「穴用」

カート関係なら、穴用は主にブレーキのマスター部分でよく使います。
4411-j2.jpg

穴の内側に溝が切ってあり、スナップリングをプライヤーで縮めて挿入し、溝にはめ込みます。



いたってシンプルな作業ですが、実はきちんとした工具を使用しないととてもイライラする作業なんです。

スナップリングはプライヤーの形次第ですぐに外れて飛んでしまったり、グラグラして溝にはめることが難しくなってしまうんです。

下写真をご覧ください。
sig_snap_mini5.jpg
左がクニペックス(軸用)、右はホームセンター工具です。

先端の太さと角度の付き方の違いがあることが分かると思います。

クニペックスのこの太さ、角度があることでスナップリングを安定して保持できるのです。

プライヤーの先端が細いと、リングがねじれてしまうことがあります。だから、先端はなるべく大きなものを選びます。

先端角度は「軸用」は外側に、「穴用」は内側に向いて傾いています。
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クニペックス(穴用)

プライヤーを使い分ける最大の理由はココにあります。

リングを引っ張る方向に先端が傾いていれば、滑ってはずれる事もありません。


よく、ホームセンターで見かけるこの工具↓
34359.jpg
「軸用と穴用を兼用できるスグレモノ!」 という歌い文句で、結構皆さん持っていらっしゃるんじゃないでしょうか?

実は私も始めは買いました。 が、すぐに使わなくなりました。

まず、先端部分は外側に傾いてはいるんですが、穴用として使用しようとしたときも先端は外側に向いたままとなり、

スナップリングが滑って滑って、とても使いづらいです。

さらに、プライヤー先端は交換式で薄く作ってあるため、やっと掴んで軸や穴に挿入しようとしたときに

交換式部分がはずみでねじれ、掴むことができない。そして、リングが飛んでしまう・・。

なので、私はこの工具は絶対にオススメしません。 必ず、軸専用と穴専用のプライヤーを持つことです。


また、ラジオペンチの先端を削って代用しようなんて考えもやめましょう!



クニペックスが優れている点はもう一つあります。

それは先端がフラットになるように加工されていることです。
image.jpg
フラットな面がスナップリングを より安定させているわけです。

スナップリングプライヤーを買うなら、迷わずクニペックスを選択してみてください。







ちなみに余談ですが、 スナップリングには表と裏があることはご存知ですか?

スナップリングの表(おもて)面は角が丸く作ってありますが、裏面は角がたっているんです。

あまり意識せずに使っている方も多いようですが、コレを知っているだけで、使用中にリングが飛んでしまうようなことは少なくなると思います。

たとえば、軸用スナップリングでKT100のギヤを留めるときは、ギア側が表、外側が裏になるように取り付けます。

穴用スナップリングでブレーキマスターシリンダーのピストンを留めるときは、ピストン側が表、外側が裏になるように取り付けます。

裏側(角が立っている側)の方が引っ掛かりが多いため、外れにくいということです。



単純な部品ですが、意外と奥深い部品ですよね。
[ 2012/02/09 18:10 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

Beta レンチセット

今日、ケインズにバイトに来たら、何やらBetaの四角い箱が置いてありました!
何やら工具の匂いがしたので社長に聞いたら、この間、鈴鹿の秦三商会で買ってきたらしく、中身はBetaのレンチセットでした!

セール品だったのかな?
10本セットで6980円です。


ちなみに、フェラーリF1チームは、Betaを使用しており、このレンチセットにもフェラーリのマークが入っていました!

この布袋は由奈に穫られたそうです。
[ 2012/01/28 19:05 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

Wera 「ヘキサゴンレンチ ハイクオリティタイプ」

以前、ブログでも紹介していましたWeraのヘキサゴンレンチ    ⇒以前のブログはこちらへ

スタンダードタイプとハイクオリティがあるんですが、私はスタンダードタイプを持っています。

ところが先日、なめていたボルトを取り外すためにWeraを無理やり使用したところ、先がダメになってしまいました。

やはり、スタンダードタイプだと極端に大きなトルクで締めるとレンチ側も逝ってしまうようです。

買い換えなきゃなぁ・・。と思っていましたが、先日ついに購入しました!


「Wera ヘキサゴンレンチ ハイクオリティタイプ!」

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具ブログ ~

買ってしまいましたわ~ (笑)

詳しい事は以前のブログにも書いてあるのでここでは書きませんが、ハイクオリティタイプは持ち手が太く作られていて、メッキはされていません。
持った印象としては、非常に重いです。そしてメチャメチャ堅いです。ほんとに。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具ブログ ~
↑もちろん、Wera最大の特徴である面接触タイプ!


早く使ってみたいです♪
[ 2011/11/12 13:58 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

これは買うべき?

工具のシルエットが書かれたTシャツを見つけてしまいました。

お値段は 999円 と安いのですが・・。

デザイン的にこれカッコイイですかね?どうですか?


でも工具マニアとしては買わなければいけないような気もします。 


ん~ ・・。


(正面に工具がビッシリ!背中はうっすらとシルエット)

 

(黒もあります)



[ 2011/11/11 00:00 ] 工具 | TB(0) | CM(6)

GORGONZ(ゴーガンズ)  イヤーウォーマー

今年ももう11月ですね。

気温は、暑くなったり寒くなったりで、本格的な冬はまだ来ていないようですが、そろそろ冬服の準備をしなくては。 (^_^)v

カートレースも各地ではそろそろ最終戦を迎えるところも多いと思います。

この時期、気温が低くなってきますと、お外でのカート整備がとてもつらい作業になりますよね。

私なんかはいつもメカをするときは「メカニックグローブ」をしていますが、冬になるとメカグローブは必需品です。工具もカートも鉄なので、超冷たいですから・・。(´・ω・`)

「メカニクス グローブ」
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~



風がピューピュー吹くような寒さになると耳が痛くなりませんか?

そんな時、私はコレを付けています。

アメリカの ゴーガンズ社 「イヤーウォーマー」
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
(もちろん私はオレンジ色です。)

コレは耳あてなんですが、よくある普通のヘッドフォン型のやつだとちょっとかっこ悪いし、かさばります。

でもこのゴーガンズの耳あては、もともと現場の作業員の人がヘルメットをかぶりながら装着することを想定しているので、こんな風に付ける事が出来ます↓
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
※ヘルメットを被るのは自由です(笑)


構造も非常にコンパクトです。サイズもベルト部分が自由に伸縮するので、顔の大きな内山マネージャーでも余裕で装着できますよ(笑)
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

しかも、折りたたんでポケットに入れることも出来るので、持ち運びも便利便利!
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

色や素材はさまざまなものがでているので、売り切れにならないうちにGETしておくといいですね!

[ 2011/11/07 18:15 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

エンジニア 「ネジザウルス」

今回ご紹介する工具はプライヤー!

でもただのプライヤーではございません。

舐めてしまったネジを回すための専用のプライヤー

そうです!エンジニア製「ネジザウルス」です!

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

この工具は結構ホームセンターとかにも置いてあるので、結構有名ですよね。

長い工具の歴史に比べれば、かなり最近になって現れた工具です。

さまざまな種類がリリースされています。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

ちなみに、私が持っているのは上の「PZ-56」です。


ネジザウルスの最大の特徴はなんと言っても、先端部分です。

先端に縦溝と横溝があり、えぐられた形状なのでネジの頭にジャストフィット!

挟んで回せばドライバーよりもかなりのトルクが掛けられます。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~



このネジザウルスですが、「PZ-56」についてはあまり知られていない特徴があります。

それは、通常のプライヤーと比べて、合わせ部分が逆になっているんです!

言われてみないと気が付きにくいポイントですね。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


これは、ネジザウルスが ネジを外す専用のプライヤー だからです。

ネジを外す際は、挟んで左に回します。そのため、通常のプライヤーでは合わせ部分に広がる力が加わり、プライヤーを痛めてしまいます。
ネジザウルスはその逆、合わせ部分に締まる力が加わるのでプライヤーを痛めることはありません。

ネジザウルスを真似た工具は出回っていますが、このような逆合わせをしているのは本家ネジザウルスのみです。

ここに工具メーカーとしてのこだわりがありますよね。



さて、このネジザウルス。 本来はネジ専門のプライヤーですが、実は変わった使い方があります。

カーライフサポートネットさんにも紹介されていますが、なんとエンジンのノックピンを外すのにピッタリの工具だったんです!

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
↑コレです

ノックピンは分解したエンジンを合わせるための重要なピンですが、交換の際に外すとなるとなかなか手強い相手です。
でもネジザウルスを使えば、 ガシッ! このようにピッタリ掴めます!
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


ネジザウルスを工具箱に入れておけば、さまざまな場面で助けられると思いますよ!



ちなみに、下のキャラクターはネジザウルスのイメージキャラクター「ウルス君」です。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~



↓アニメにもなっています(笑)



 ⇒続きの動画はコチラヘ
[ 2011/10/27 07:30 ] 工具 | TB(0) | CM(6)

BAHCO 「ピアノ線ニッパー」

しばらく工具ネタを書けなくってすみません。 f^_^;


さーて 今回の工具ネタは「ニッパー」です!

ちなみに、チーム員である岡本さんはニッパーのことを「パーニツ」と呼んでます(笑)


ニッパーと言えば、結構ポピュラーな部類の工具ですよね?

プラモデルやミニ四駆を作ったりした事のある人なら必ず使ったことがあるはずです。


一言に「ニッパー」と言っても、その種類はさまざまです。

私がよく買う工具メーカーであるドイツの「クニペックス」では、ニッパーやプライヤーを専門に扱っているますが、そのカタログを見るとかなりの種類が存在します。

ニッパーの種類は大きく分けると3つに分類できます。

①プラスチックニッパー
  プラモデル等で必要とされる、切断面が限りなく平らで薄いタイプ
  タイラップを切る場合もコレがベスト!

②斜ニッパー(エンドニッパー)
  細い針金や柔線を切断可能
  切断面が斜めに傾斜しているので、奥まった場所でも使用可能。

③強力ニッパー
  太い針金や硬線を切断するタイプ


ニッパーは切断する素材や大きさにあわせて選ぶ必要があります。

例えば、プラスチックニッパーで針金を切ろうものなら、すぐに歯が欠けてしまい可哀想なことになってしまいます。
プラスチックニッパーは主にプラモデルやタイラップを切る目的ですので、なるべく切断面をフラットに切り離したい。そのため、歯に段差がないため強度が弱いのです。

逆に、強力ニッパーでプラモデルをフレームから切り離そうとしたときは、歯に段差がついているため、切り落としたい部分が少し残ってしまいます。切れ口も潰れたような形になるのであまり良くありません。

万能なニッパーなど存在しないということですね。



ということで、私はニッパーを3つ持っています。

一つ目は、タイラップを切るための専用ニッパーとして以前ブログにも紹介した
ドイツのクニペックス社製「エレクトロニクススーパーニッパー」
切断面が“ツラ”で切れ、さらに切れ端が飛散しないように掴んでくれるのが特徴です。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
⇒過去ブログ

二つ目はアメリカ製の斜ニッパー「エクセライト サーキットマイクロカッター」
定価8,000円の品が85%OFFで売ってたので衝動買いしちゃいました。
これは刃先の角度が60度ついており、さらに全長も短いため、狭い箇所などで活躍する斜ニッパーです。これも、主にタイラップ専用ですね。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~




そしてそして三つ目は、今回紹介するスウェーデンのバーコ社製「ピアノ線ニッパー」です。
定価5,600円もするニッパーですが、その使い勝手は最高です。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

BAHCO(以下バーコ)は1886年にスウェーデンで創業され、現在はスナップオンの傘下
として発展を続けている工具メーカーです。

今やとてもポピュラーな工具となった「モンキーレンチ」という工具がありますが、実はこのバーコがモンキーを世界で初めて開発・販売をしたメーカーだったのです。
すでに120年近く経った今までにたった6回しかモデルチェンジされておらず、いかに当初から
製品の完成度が高かったかが伺えます。

バーコの大きな特徴は「スウェーデン鋼」を使用している所にあります。
スウェーデン鋼は軽量で非常に耐久性が高く、工具の中では「ニッパー」に使用する事が一番
適している素材と言われています。
つまり、バーコのニッパーは世界で一番良いニッパーであると言えるのです。

ニッパーではドイツのクニペックスも有名ですが、クニペックスの強力ニッパーは先端がごつい形をしていて、奥まった箇所では少し使いづらいです。(↓クニペックスのニッパー)
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

それに対しバーコは刃先がスリムな設計になっています。
刃の形状は先端が鋭角、奥に行くほど肉厚がある形をしています。
これはつまり、軟線は先端で、ピアノ線等は奥側で使用することで、今まで用途に合わせて使い分けていたニッパーがコレ一つで補えるという構造になっているということなのです。

また、グリップ部分も人間工学に基づいた設計(エルゴハンドル)になっており、とても持ちやすく疲れにくい。
それに加えて、リターンスプリングのON・OFFを切り替えることが出来るので、連続使用するときなんかにはスプリングをONにすると作業が楽になるという、なんとも素晴らしいニッパーなのです。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
(↑板バネが付いていて、スライドすることでON・OFFを切り替えれるのです。)


さて皆さん。ニッパーを購入するにあたって、注意して見ていただきたいポイントがあります。
それは、刃先の部分なんですが、よく見ると刃と刃は少しオフセットしていることがわかります。
これは、刃がピッタリと合わさってしまうとお互いが刃こぼれしてしまうからなのです。

そのために刃と刃は少しずらして作られているのですが、そのずれ方がポイントなのです。
少し説明が難しいですが、ニッパーは、二つの持ち手をクロスして作られています。
なので、上側となるパーツと下側になるパーツに分けられます。
理想的な刃のずれ方としては、上側のパーツの刃は下へ下側のパーツの刃は上へ、ズレていることがポイントです。
(↓クリックで拡大)
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
なぜこれが理想的なのか。
もし、この理想とは逆に、上側のパーツの刃が上に下側のパーツの刃が下に、ズレたニッパーは、使っていくしだいに真ん中のカシメの部分に広がる力が加わって微妙に緩んでいき、刃と刃の間に隙間ができるようになってしまい、本来の切れ味がなくなってしまうのです。
逆に理想的なズレ方をしているニッパーでは真ん中のカシメ部分に締まる力が加わり、隙間ができるようなことはほとんどありません。

ニッパーを買いに行った時にコレを判りやすく見分けるには、紙を一枚持っていけばOKです。
ニッパーで紙を軽く挟むと、紙が傾くハズです。
理想的なズレ方をしていれば、紙が上側のパーツの方に傾くはずですよ。(・ω・)/



ふぅ~。長いブログになってしまいました。
わかりにくい説明ですみませんでした。(´_`。)

ニッパーもなかなか奥が深い工具でしょ?
皆さんの持っているニッパーも紙を挟んで実験してみてください。


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[ 2011/08/04 07:24 ] 工具 | TB(0) | CM(2)

バレンタインにオススメ! 工具チョコレート

もうすぐバレンタインデーですね。(-^□^-)

バレンタインデーと言えばやっぱりチョコレートですが、

神戸の「フランツ」というお店に珍しいチョコがあるんです。

それがコレ↓

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

工具がそのままチョコレートになっちゃいました!

細かいディテールまで再現してあるので、食べちゃうのがもったいないですね。

ちなみに、ボルトとナットは組み合わせることもできます!

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

昨年は、スパークプラグが入ってましたが、今年はドライバーになってますね。



そして今年、新発売になったのがコレ! ↓

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

パイレンです!

縦23cmなので、小ぶりのパイレンですね(笑)


女の子のみなさん!彼氏が工具や車が好きだったら是非買ってみてくださいね!



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[ 2011/02/08 12:27 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

「Wera」と「PB」スクリュードライバー 

前回はヘキサゴンレンチについて「Wera」と「PB」を比較しましたね。

実はこの2メーカーはスクリュードライバーの性能に関しても1・2を争うメーカーなんです。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

プラスドライバーはもっともポピュラーな工具として知られています。
おそらくどこの家庭にも1本はあると思います。
ところが、プラスドライバーというのは数ある工具の中でも意外と扱いが難しい部類の一つなんです。

プラスドライバーを使用する時に一番良く起こるトラブルとしては「カムアウト」つまり「ネジが潰れる事」ですよね。
よく、7押し3回しなんて聞きますが、それを守っていたとしても、ネジが錆びていたり、ドライバーの角度が悪いとすぐにネジが潰れます。それだけプラスドライバーは扱いが難しい工具です。

そして、工具の良し悪しが非常に解りやすいのも、スクリュードライバーなんです。

あまり工具に興味が無く、リーズナブルな工具を使用している方も、ドライバーに関しては
高級なものを選ぶほうがいいと思います。


おそらく、この2メーカーのドライバーを使った後は、100円均一で買ってくるようなドライバーなんて「初めから壊れているんじゃないの?」と思うんじゃないでしょうか。




まずは「PBスイスツールズ」から

ドライバーの一番重要な部分はなんと言っても「先端」です。

先ほど説明した「カムアウト」もドライバー先端とネジ側がピッタリ接触していれば起こらない現象です。

PBのドライバーはネジに差し込んだときに、ほとんどがたつきがありません。
(もちろん、ネジの規格に合わせて、ドライバーの大きさも変えてもらう必要はありますが)

写真のとおり、少し回せばマグネットが付いているわけでもないのにビスがドライバーから落ちません。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

先端の形状が正確だからこそ成せる技です。

でも「日本のホームセンターに行けば先端にマグネット付きのドライバーがあるじゃないか」と思う方もいると思いますが、基本的にはこういった高級ドライバーには先端にマグネットを入れるようなことはしません。

マグネットが表面にコーティングされていると確かにビスは落ちませんが、次第に表面が剥がれてきて痩せてしまい、がたつきが生じます。
また、精密部品の周りや、磁気があるとまずいような箇所では使えません。
さらに、表面に砂鉄ネジが潰れた時に出る削れ粕が付着してしまい、ビスを回す際に傷つけたり、ビスを潰してしまうこともあるのです。

なので、マグネットが無い高級ドライバーで、奥まった箇所などを締めるなど「どうしてもマグネットが必要」な場合には「マグネタイザー」というものを使います。

マグネタイザーとは工具を磁気化させるもので、鉄など磁石にくっつくものなら何でも磁気化することが出来ます。
使用後は磁気を簡単に無くすことも出来るのでとても便利です。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
↑PBのマグネタイザー

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
↑Weraのマグネタイザー


PBのドライバーは先端だけでなくグリップ部分にもこだわりがあります。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
「スイスグリップ」と呼ばれる独特の形状と材質で非常に持ちやすく設計されています。





次に「Wera」です。

WeraはヨーロッパではNo.1のシェアを誇るドライバーメーカーです。

ちなみに、私も「Wera」を愛用しています。


Weraのドライバー先端は形状もさることながら、特殊な加工が施されています。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
「レーザーチップ加工」と呼ばれているもので、レーザーにより先端が細かくトゲトゲになっています。
これによりさらにビスとの食いつきが良くなり、カムアウトを防ぎます。

↓写真のようにビスを持って逆さにしても落ちません。それくらいすごいのです。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

ただ、トゲのせいで若干ビスに痕が残ることもあり、Weraを嫌う人も中にはいます。



そこで登場したのが「ダイヤモンドコーティングタイプ」です。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
表面に工業用ダイヤモンドをコーティングしてビスに食いつかせています。
レーザーチップ加工ほど食いつきはしませんが、カムアウトは防ぐことが出来るタイプのドライバーです。
日本では人気のモデルですが、金額はレーザータイプよりも若干高めに設定されています。
やはり、生産コストが高いということと、実は本場ヨーロッパではレーザーチップタイプの方が人気があり、ダイヤモンドタイプは一時生産中止になるほどだったためです。


さて、Weraのドライバーはグリップ部分に独自の形状を採用しています。

これはクラフトフォームと呼ばれ、人間の手に最もなじむ形状を狙って作られています。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~




以上「プラスドライバー」に関して言えばPBWeraもどちらも素晴らしい工具ですが、私はWeraを使っています。
やはり、食いつきがちがうので安心してビスを回すことが出来ます。

↓ちなみに、最近ではこのような高級ドライバーには柄の部分にヘキサゴン加工がされているものが増えてきました。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
これは「ボルスター」と言うもので、メーカーによって形はさまざまですが、手のスナップだけではどうしても回せないような時に、スパナやソケット等を使用してさらにトルクを掛けることができるものです。
ドライバーの先端加工技術が進化したことにより、スパナ等を使ってもカムアウトせずに回すことができるということですね。




プラスドライバーに関しては「Wera」が良いと思います。

しかし、マイナスドライバーに関しては「PB」のほうが上だと私は思います。

↓一般的なマイナスドライバーをよく見てみると先端はテーパー状の仕上げになっています。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
当たり前のように使用してきましたこの形ですが、実はあまり良くない形なんです。


↓ところが「PB」はこういう形をしています!
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

(クリックで拡大)
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

写真の通り、左のPBのマイナスドライバーは先端が少しえぐってあるような形をしています。

これは「パラレル加工」と呼ばれるものです。


↓下の画像を見てもらえれば一目瞭然!(クリックで拡大)
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
(画像:ワールドインポートツールズ様)

お解りでしょうか?左が「PB」です。

一般的なマイナスドライバーは点で接触するのに対し、

PBは面で接触しています。

面接触のほうが力が分散するので、ビスに優しい形状だということです。

なので、マイナスドライバーに関しては「Wera」よりも「PB」のほうが優れています。

プロのメカニックの方たちも、マイナスだけはPBを所有していることも多いと聞きます。

私はまだ持ってませんが、「欲しい工具リスト」の中の一つです。(笑)

ちなみに、PBのマイナスの先端はその形状からも解るように薄く作られています。

決して貫通ドライバーのように叩いて使用してはいけません。すぐに折れます。



工具メーカーにとって「スクリュードライバーの先端」=「社運がかかっている」

といっても過言ではありません。

日本のホームセンターにはいわゆる「貫通式ドライバー」という柄の部分をハンマーで叩いて使用する工具がよくありますが、

実は海外(高級メーカー)では、つい最近までそんな工具は存在していませんでした。(たしか・・)

ドライバーの柄の部分からハンマーで殴れば、ドライバー先端の形状はしだいに変形してしまいます。

社運をかけて設計したドライバーをこのように使うということ自体、ありえないことなのです。


日本では貫通ドライバーが多く出回っていたため、最近になり海外メーカーも日本向けに「貫通ドライバー」を生産し始めました。(私の知るかぎりでは・・)

「PB」や「Wera」と言えど、この貫通式のドライバーは精度云々よりも柔らかさ重視(叩いても割れないように)で設計されているのでくれぐれもお間違えなく。



ふ~っ。とっても長いブログになってしまいました・・。(^▽^;)

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[ 2011/01/30 00:00 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

「Wera」と「PB」ヘキサゴンレンチ

工具のブログのつもりが最近はちっとも工具ネタを書いてませんでしたので、

久々に工具のネタを書きまーす!


今回はヘキサゴンレンチ!

六角レンチ、L型レンチとも呼びますね。

各メーカーが基本ツールの一つとしてラインナップしているお馴染みの工具です。

私の中では、クオリティの高さで比べると、ドイツの「Wera」(ヴェラ)スイスの「PBスイスツールズ」が一番だと思います。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
↑Wera

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
↑PB

どちらも他メーカーに比べてずば抜けて精度がいいです。

「PB」は有名老舗メーカー(1878年創業)なので日本でも知名度は高いですが、「Wera」はあまり有名ではないですよね(それでも1936年創業!)。

ちなみに私は両方使っています。メインは「Wera」ですけど。



「Wera」のヘキサゴンには大きく分けて二つの種類があります。

一つはメッキ加工されただけのスタンダードタイプ
もうひとつは、メッキ加工なしで軸にグリーンの滑り止めコーティングがされたハイクオリティタイプです。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
このハイクオリティタイプはただ滑り止めが付いているだけではありません。
よく見ると六角になっているのは先端の部分だけで、あとは丸棒になっているのです。
これにより、通常の六角レンチよりも強度が増します。
さらに、メッキがかかっていないことにより、先端の消耗が少なく、強度も高いです。

スタンダードタイプは強度面では若干劣ります。

ちなみに、私はまだスタンダードタイプしか持っていません。 あー、欲しいなぁ。(´д`)

Weraの最大の特徴はレンチの命とも言うべき「先端の形状」にあります。

実は「六角形」ではないのです。(スタンダードタイプ、ハイクオリティタイプ共に)

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
見ての通り、先端の六角部分にHEX-PLUSと呼ばれる面接触機構を採用しています。

現在面接触機構はソケットやメガネレンチでは殆どのメーカーで採用する様になり、そのトルク伝達率の高さとなめ難さを実証していますが、ヘキサゴンレンチにおいて面接触を採用しているのは現在のところWERA社のみとなっております。WERAが特許を持っているためです。
(以前はフランスのTOOLメーカー “FACOM”よりほんの一時ラインナップされていた事があります)

画像の右側がWERAですが、力が分散していることにより、ネジ側レンチ側ともストレスがかかっていませんので、舐めにくいのです。通常のレンチより30%強のトルクアップになります!

使ってみるとすぐに解ります。
「何?この安心感。ちっとも舐める気がしない!」って感じになりますよ(笑)

その喰い付きの強さは圧倒的で、多少なめて変形してしまった六角穴にもガッチリと喰い付き、まわす事が可能です。 この点ではPBでもかないません。困ったときはWeraです。
ネジが舐めてしまったときにはドリルで揉むのではなく、とりあえずWeraを使ってみましょう♪


「じゃあPBはダメなの?」

そういうわけではありません。

「PB」も「Wera」のスタンダードモデル同様にメッキがされていますが、

メッキに関しては「PB」の方が上で、非常に高い技術と精度を誇っています。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
2005年にはナノコートと呼ばれる超極薄のメッキを開発し、今まで精度を保つ為にメッキをかける事が出来なかったビットなどにもメッキ処理を行なえる様になりました。

L型ヘキサゴンの場合はナノコートではありませんが、高い技術と厳重な生産管理により、寸法精度は何と1/100mmという超高精度を実現しているのです!

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
デザイン性にも優れており、サイズごとに色が違うレインボータイプは人気ですね。
色でサイズが判断できるので、作業効率も上がります!



じゃあ結局どっちが良いの?という話になりますが、これは正直考え方や好み、そして用途により異なります。

WERAは先にも述べた通りグリップ部分が太くなっている上、全体的に硬い素材で出来ています。
つまり“しなり”が非常に少なく、力がダイレクトにネジに伝わります。
硬いという事は、頑丈と思いがちですが、必ずしもイコールではなく、限界を超えて力を掛け続けるといきなり折れたりします。

それに対してPBは、高い硬度を保ちながらも粘り強い素材を使用している為、“しなり”があります。
折れる前にしなってくれる為、限界点が判り易く、気をつけて使用して頂ければ、そうそう折る事は無いと思います。

WERAは面接触加工による強力な喰い付きと、“しなり”の少なさから、固く締まったネジを緩めるのに向いています。
逆に締める際には力が掛かり過ぎてしまう嫌いがある為、ネジを痛めない様に力の加減に気を遣う必要があります。

対してPBはネジを締める際に、“しなり”を利用して力の微調整をする事が出来ます。

・・・つまり、緩め時にはWera、締め付け時にはPBが最適ということです。



どんな工具でも、万能なものはないということですね。

「一長一短」です。 ヾ( ´ー`)


(写真提供:ワールドインポートツールズ様、ファクトリーギア様)


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[ 2011/01/28 14:23 ] 工具 | TB(0) | CM(4)

工具届きました!

この間書いてました工具がワールドインポートツールズから届きました!

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


まずは PB 「無反動ナイロンハンマー」(¥5,000)

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

要するにプラスチックハンマーと同じなんですが、構造が違うんです。

ご存知の方も多いと思いますが、このPBのハンマーは叩いた時に文字通り衝撃が「無反動」になるんです。

他社製では同じように無反動にさせるハンマーとして、ヘッドに砂を入れているものがありますが、
力の伝わり方が偏ってしまうため、65%くらいしか力が伝わらないらしいです。それでも普通のハンマーよりは力は伝わりますが。

それがPBのハンマーになると、ヘッドの中にワッシャーが入っているため均一に力を伝えることが出来、
100%力が伝わるんです! (↓断面図)
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

柄の部分の木にもこだわりがあり、「ヒッコリー素材」という木材を採用し、軽量でありながら強度もあり、人間工学に基づいて作られているらしいです。



しか~し!ここで問題が!

ネットで見て即注文してしまったので、きちんと寸法を見ていなかったため、
少し小さいサイズのハンマーを選んでしまいました・・。(´д`lll)

正直言いまして、今使っているハンマーより叩く力が弱くなってしまいました・・。

お蔵入り工具になりそうです。







続きまして、KNIPEX 「メカニックプライヤー」 (¥6,000)

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

要するに、「ラジペン」のことです。

みなさん、基本的にラジペンってどういう時に使いますか?

おそらく、小さな物や細いものを先端で掴むために使用しているはずです。

そのため、先端部分に一番力が加わらなければいけないことは明確です。

ところで「ラジペン」って根元にニッパー機能が付いてますよね。
これは主に電機工事屋の方などが、狭い場所や高い場所で配線時にいちいちニッパーを取らなくても、ラジペン一つで「切って・曲げる」事が出来るようになっているらしいです。

でも、皆さん(少なくともカート業界の人)はおそらく普段からニッパーとラジペンの両方を使用していますよね?

ラジペンでタイラップを切ることはあまり少ないはず。

実は、ラジペンにニッパー機能が備わっていると、物を切断しなければいけないニッパー部分に一番力がかかっていることになるんです。

そのため、握った力がニッパー部分に逃げてしまい、本来使用したい先端部分に十分な力が伝わらないことになるんです。

おまけ的要素の高いニッパー部分により、先端で物を挟むという本来の性能を邪魔しているわけです。



そこでメカニックプライヤーの登場です!

ずばり!メカニックプライヤーにはニッパー機能がありません。

そのため、先端にも十分な力が加わり、どんなに薄い物でもしっかりと挟むことが出来ます。

さらに、先端の溝が普通の横溝ではなく、網目状になっているため、横にもずれにくいのです。

チャンバースプリングを曲げるときなどは重宝します。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
(写真提供:カーライフサポートネット様)



しか~し! ここでまたしても問題が!

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

↑ デカイ!

こんなにデカかったのかー Σ(゚д゚;)

プライヤーくらいの大きさです。

工具箱に入りません・・。


・・これもお蔵入り?





最後に Snap-on 「3/8sq コンパクトラチェット」(¥8,685)
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

従来、1/4sqのボックス用のラチェットハンドルだったのですが、数量限定で3/8sqのタイプが登場!

以前から「10mm専用の小さなラチェット」が欲しかったので、迷った末に買ってしまいました。(^_^)v

このシリーズは「シールドタイプ」となっているらしく、中のギア部分に細かい砂やゴミが侵入しないようになっているらしいです。

パリ・ダカールラリーでメカニックが整備中に、ラチェットに砂漠の細かい砂が進入して使えなくなってしまったことからスナップオンが開発したんですって( ̄□ ̄;)!!
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

ギア部分は72歯なので5度回すだけで作業できるんですよ。(FACOMのラチェットと同じです)

10mm専用にするので10mmソケットだけ新しく買うことにしました。

Ko-kenのソケットにしようかなーと思ってたんですけど・・・





・・先週、ケインズ桑名店の前にこの車がやってきて↓
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

つい買ってしまいました。Snap-onの10mmソケット♪

10mm専用にするなら、やっぱラチェットとソケットは同じメーカーのほうが一体感あります♪

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~






早くサーキットで自分の工具を使いたい!!



・・でも今週末のレインボー第5戦は行けません。

店で二郎さんのフルカウル作らなくては (;´▽`A``



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[ 2010/09/10 16:14 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

金物屋さんって意外とすごーい!

ずーっと気になっていたお店があるんです。

一宮の国道22号沿いの金物屋さん。

その名も「金物と工具の店 山崎」の一宮店。




そこで!昨日初めて行ってみることに!



そして、入ってみるとびっくり!

かなりの品揃えでした! すごい楽しくなっちゃいます!


でも、ちょっと大工さんの扱うものが多い傾向。(●´ω`●)ゞ



ハンドツールのコーナーにやってくると・・

ここでは主に一般的な「KTC」ではなく「TONE」が置いてありました。なかなか渋いですな。


そしてビックリな品物が・・

なんと!輸入工具専門店にしか置いていない ドイツの「Wera」が置いてありました!(・・2種類だけだけど、両方とも旧モデル)

他にも「PB」のドライバーや「スエカゲツール」など、意外な工具が結構置いてありました!
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~





この「スエカゲツール」のギアレンチ かっこよくないですか?
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
オープンサイドは「クイックスパナ」になっていて、ボックスサイドは「スプライン」のギアレンチになっています!カッコイイ!
買おうかすごーく迷ったんだけど、やめました。ソケットを付けるアダプターが入らないかも知れないので。





$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
↑なんだか、よさげな台車♪ オレンジ♪





$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
↑おぉ!めっちゃいい! オレンジ♪♪

なんだか余計な物まで買っちゃいそうです (;^ω^A



結局、買ったのはこちら↓

まずは、Ko-kenの「リードソケット」
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
よくあるメッキ加工されたものとは、また一味違います。

メッキがないことでかなり肉薄に作られています。
これなら、フリーライン製のホイールでも干渉せずに回せそうです。 (^O^)

しかも、ナットに負荷がかかりにくい特殊な形状もしてるみたいですよ。




お次は、トラスコ製の「Eリングプライヤー」です。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

たまに見かけますよね、こういうの↓
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
これを脱着させる専用工具です。





最後に、シンワ製の「ショートノギス」です。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
ノギスは前から持っていたんですが、この間 PRD Avanti が壊れたときにシリンダーの内径をノギスで測っていたら、きちんと測れなかったので変えることにしました。


全部で4千円くらいだったかなぁ。やっぱ国産は安い!


でもまた、工具箱が重くなる~ ヽ(;´Д`)ノ








家に帰ると、あの「ワールドインポートツールズ」から9月のキャンペーンのチラシが入っていました。














そしてまたまた買ってしまいました・・。 (^_^;)


ヒントは・・

Snap-on と KNIPEX と PB ですよ!



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[ 2010/09/01 16:39 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

HAZET HEXソケット & KNIPEX スーパーニッパー

金曜日にワールドインポートツールズから工具が届きました!

まずはHAZET HEX ショートタイプ 3~8mmセット (¥9,600)
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

HAZET社のラインナップの中で、今も昔もカリスマ的ツ-ルと呼ぶのにふさわしいのは
このヘックスソケットではないでしょうか!?
「これで緩められなかったら諦めるしかない」
という神話(!?)は有名です

というのも、精度がとても良くてボルトに差し込んだときの隙間がほとんど無いのが特徴なんです。

このHEXビット部は、表現としては相反する、硬さと粘りを両立させたクロムバナジウム鋼で、妥協を許さない加工精度もHAZET社ならではものです!

特にHAZETは炭素分を多く含んでいるため、硬さには定評があります。

硬さと粘りとはどういうことなのかを分かりやすく示した写真が下図です。↓
(写真提供:ワールドインポートツールズ)

BOXソケットにHAZETのHEXソケットを差し込んだ状態です。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

そして!限界を超えたトルクを思いっきりかけます! HEXがよじれているのがお分かりでしょうか?
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
↑普通のHEXならこの時点でポキッ!っとなります。

トルクを掛けた後のBOXソケット側
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
見ての通り ガタガタになっています。

さぁそして、HAZETのHEXはと言いますと・・
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
なんと!元通りまっすぐに戻っています。しかも全く角も痛めていません。(これが粘りなんです)

実は、HEX部の強度に注目しがちですが、ヘックスソケットが評価される上で、同じくらい重要な部分があるのです!
それは・・・大きなトルクを伝達する土台となる部分、つまりソケット部です。ここが弱くては大きなトルクにはとても耐えられないのです。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
HAZET社のヘックスソケットが絶賛されるもう1つの理由がここにあります!
それは卓越した圧入技術です!
ソケット部とHEX部の材質を吟味し、かつ
高精度な圧入技術を採用する事により、
長年使用しても 圧入部のガタがほとんど見られません。
圧入部のアソビが無いので、
ラチェットレンチやトルクレンチでも
最大限のパフォーマンスを発揮してくれること
請け合いです
ちなみに7mm以下のヘックソケットは、最高の
トルクを伝える為、根本と先端は異なるサイズ
となっています。(上図)

もう1つ、忘れていけない特徴として
HAZET社ソケットに刻まれている
鋭いロ-レット加工(ギザギザの溝)です
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
手が油まみれでも滑りにくく 
手回しでも確実に作業できる所が非常にグッド♪
です。



さて、お次は KNIPEX スーパーニッパー(¥5,460)
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

刃先は黒く表面処理した特殊工具鋼を採用し( 仕上げは磨き )、その硬度は約 64 HRC と硬く、密集したワイヤーも0,2 mm以上あれば切断する事が出来ます。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

切断能力は共に、軟線0.2-1.6mm 中硬線1.2mm 硬線0.6mm となり、 刃先はまっすぐで切断面がフラットに仕上がりますのでタイラップなどの切断作業に最適!
タイラップ専用ニッパーです。

それと、他のニッパーには無い機能がこれです↓
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
タイラップを切った後の破片を飛散させずに、保持することが出来るんです。
奥まった箇所での作業や、破片が入っちゃいけない場所などでは重宝する機能です。



他にも買ったものあるんですけど、取り合えずここまでにします。(長文は大変なんであせる


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[ 2010/08/09 11:11 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

また工具買っちゃいました♪

またしても買ってしまいました。 工具。


私がいつも工具を買っている店の一つである「ワールドインポートツールズ」さん。

その、8月のマンスリーキャンペーンで私が欲しかったあの工具が安くなっていたので、

・・ついつい買ってしまいました σ(^_^;)





ヒントは「KNIPEX」「HAZET」ですよ  (^~^)ニヤリ






今週末の石野第5戦までに届くかなぁ・・?

↓ Y-MAXおすすめ店!

[ 2010/08/03 13:20 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

STAHLWILLE 「15シリーズ コンビネーションレンチ」

工具ネタを最近書いてなかったので、久しぶりに工具ネタいきまーす!


今回はスパナです。

「工具」と聞けば、とりあえず皆さん思いつくのはスパナではないでしょうか?

工具の中でも代表的な存在です。


私が初めて工具を買ったのが「ES-POWER」の激安工具セットです。(これは前にも話しましたね)

そこに入っていたのは、もちろん「ES-POWER」製のメガネレンチなんですが、これが結構使いやすい!(‐^▽^‐)

とっても手にフィットするんです。

なので、工具マニアになった現在でも、「ES-POWER」のメガネレンチを使用し続けています。


メガネレンチと一緒にスパナのセットが入っていたのですが、こちらは私には合いませんでした。

左右でサイズが違うためです。


そこで、比較的安価な「SIGNET」製の「コンビネーションレンチ」を買うことにしました!

「コンビネーション」とは、片方がスパナでもう片方がメガネレンチになっているものです。

スパナで早回しをして、メガネで本締めをする感じです。♪

ただ、1年以上使ってみましたが、「SIGNET」はもともと薄く作っているため、力をかけたときに手が痛くなってしまいます。(。>0<。)


もっといいスパナが欲しいなぁと思っていました。

「Snap-on」はみんな持っていそうだからあまり買う気がしませんでした。

「どうせなら、もっと珍しいスパナが欲しい!」

そう思っていると、見つけました!珍しいやつ!

それがドイツの「STAHLWILLE」(スタビレー)製の「15シリーズ」というモデルです。

でも、実はすでに廃盤してしまったモデルなんです。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~



欲しいなぁと思ってから約1年半、あらゆる工具屋さんを探し回り、結局見つからなかったけれども、
なんと奇跡的にヤフーオークションで3万5千円でセットが売っていたので速攻買ってしまいました。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! (←まさにこんな感じ)

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~



$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
スタビレー社は1862年に総業したドイツの総合工具メーカーなんですが、ブランドロゴにもあるように特にスパナについて自信があるメーカーなんです。

表面はSnap-onなどのピカピカしたものではなく、梨地仕上げというザラザラしたものです。

油が付いた手でも滑りにくいという特徴があり、ドイツ人の真面目さが伺えます。

ヨーロッパでは主にこの梨地仕上げが多いようです。逆にアメリカなどでは美しさ重視でピカピカしたメッキにしてあるのです。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


よく、ホームセンターの工具なんかでもピカピカなメッキの工具は売られていますが、あれはダメです。 一回の塗りでメッキを多めに塗っているため、いざ使い始めるとメッキが潰れてがたつきがおきたり、メッキが剥がれる恐れがあるのです。そしてメッキが手に刺さります!(痛)

しかし、Snap-onやスタビレーは違います。薄いメッキを何層にも重ねて塗っていきます。
そのため、メッキが潰れることなく(多少潰れても戻ります!)剥がれることもそうそうありません。

スタビレーのレンチは航空機の搭載工具にも使用される為、メッキはがれ等のトラブルさえ絶対に許されないんです、、、。

剥がれたメッキがタービンの中に入ったら墜落しちゃいますからね





ちなみに、ホームセンターの工具とブランド工具とでは製造工程(鍛造)がまったく異なります。

刀鍛冶が日本刀を作る際、熱した鉄を叩いて行う作業も”鍛造”の一種です。自由鍛造と言います。

ホームセンターなどの工具は、熱した鉄を 型にて圧縮し成型する鍛造を用いて作られます。

この上記の様な、鍛造法を”熱間鍛造”と呼び、鉄を 1000℃~1250℃の高温で柔らかくして、成型します。冷える時に若干サイズが小さくなるためどうしても誤差が出ます。

対して”冷間鍛造”と呼ばれる鍛造法があります。
この冷間鍛造では、母材を常温で圧縮成型します。常温で成型する為、数百トン~数千トンもの圧力を発生するプレス機が必要になる他、金型の設計が難しい上、金型に掛かる負担も大きく、型の損傷が激しいなど設備コスト的には高い製造方法です。

こうして冷間加工にて製造された工具は、表面が滑らかでいて精度が高く、組織が微細化し耐摩耗性が良くなるなどのメリットがあり、ブランド工具メーカーの多くは、冷間鍛造を採用している場合が多いのです。





スタビレーの話に戻ります(笑)

スタビレーは材料にもこだわります。

「スタビレー」ともう一つ「ハゼット」という工具メーカーは材料に非常にこだわりを持っています。


よく、「硬い金属」=「頑丈」と思いがちですが、全くの誤解です。

硬いだけのものは、限界以上の力をかけた時、一気に破損してしまうもろさがあります。
それに対して軟らかさ、、、というよりは、しなやかさ・粘り強さを持った材質は、力や衝撃を吸収し、破損しづらい性質を持ちます。
勿論軟らかいだけではダメですので、硬さと粘り強さを高次元でバランス良く備える事が必要になります。

只、メーカーによってもそのバランスは様々で、硬さに寄っているメーカーもあれば粘り強さにポイントを置いているメーカーもあります。

レンチで言えば、Snap-on(スナップオン)やBETA(ベータ)などは主にクロームモリブデンを使用し、全体的に硬い材質となっています。

それに対してHAZET(ハゼット)やSTAHLWILLE(スタビレー) はクロームバナジュームや独自の特殊合金鋼を採用し、しなやかで粘り強いのが特徴です。
特にスタビレーはその傾向が顕著で、柔軟性の高い素材を使用しています

↓右から3つ目がスタビレーです。KTC・HAZET・nepros はメガネレンチが割れてますね。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


人間の力ではかけることの出来ないくらいの力でスパナに負荷をかけたとき、
Snap-onでは粉々に割れてしまうところが、スタビレーでは↓

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

この通り、割れることはありません。メッキも全く剥がれません。



スタビレーのもう1つの特徴は、グリップ部分の形状が丸みを帯びていて、非常にソフトな造りとなっている点です。
その為、 力を掛けた時に手に掛かる負担が軽減し、痛くなり難い利点があります。

又、グリップを独特のI字断面にする事で、指を掛けた時にジャストフィットする様に造られており、丸みを帯びていても滑り難い設計です。
このI字型の形状は、線路のレールの様に頑丈で、且つ、軽量化が出来るのが特徴です

欠点を言えば、かなりの高トルクを掛ける場合には“しなり”がある為、力を掛け難いという点です。
その為、高トルクを掛ける場面の多いトラックの整備士さんなどは、スタビレーを敬遠する事が多い様です。
↓断面図です
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


さらに、オープンエンド部分の角度にもこだわりが!

スタビレーのレンチがこの点では最も計算されて造られており、 オープンエンド部分の傾きラインとグリップの中心線が交わる最も負荷の掛かる部分が、オープンエンドの中心になる様に設計されているので、レンチを薄く、軽くしても抜群の強度を保つ事が可能なのです。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~



さぁそして、私が買ったこのスタビレーの「15シリーズ」は何が珍しいのか!

それは、スパナの部分が面接触してくれることなのです。
「ソフトグリップ」というモデルです。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

これが15シリーズのオープンエンドです。↓
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

他のレンチとの大きな違いは、スパナ側の内壁部分。
この部分が湾曲しているので、ボルトの角ではなく、面でつかむことができ、ボルトがなめにくくなるように工夫されているのです!
また、差し込む時も非常にスムーズに入れれます。

この面接触のおかげで、じわ~と力を掛ければナント40%ものトルクUPが可能なスゴイ奴なんです。


でもでも・・

こんなにすばらしい15シリーズが・・・・廃盤なんて。

どうも、面接触のためか、ガタつきが多少あるため、舐めてしまいそうな気持ちにさせるところが不評らしいです。実際、しっかり奥まで口を入れないと舐めてしまいます。
でも、奥まで入れなきゃいけないのは他の工具でも同じ事。

この「じゃじゃ馬」スパナはきちんと使いこなせば最強の工具なのに・・。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


ペタしてね


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[ 2010/06/17 12:59 ] 工具 | TB(0) | CM(2)

MACTOOL 「フレアナットレンチ&クイックレンチ」

また工具を買っちゃいました!

アメリカ製「MAC TOOL」社からラインナップされているこちらの工具↓
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

「フレアナットレンチ」と「クイックレンチ」のコンビネーションです。

特にメーカーはこだわらずに、前々から欲しかった工具の一つだったんです

「フレアナットレンチ」単体と、「クイックレンチ」単体では、各メーカーがラインナップしているのですが、

この二つの組み合わせのレンチというのがなかなか見つかりませんでした。

いろいろ探してみて、「Snap-on」と「ストレート」には該当のレンチが有りましたが、8mmと10mmしかラインナップしていませんでした。

この工具は主にブレーキラインのナットに使用するものなので、カートなら12mmが必要なので「Snap-on」と「ストレート」は使えません。

そこで、この間行ったファクトリーギアでも探してみました。すると澤山店長が、

「あぁー、うちには無いですねぇ。昔、MACを扱っていたときは12mmあったんだけど、今はもう無いです。13mmとか11mmはまだ残ってるんですけどね。」

ということでした。

ん?ということは、他の工具屋とかネットオークション等でMACを探せばいいのか!

で、調べてみるとヤフーオークションで一つだけありました!私の探していたレンチが!

「おおおぉ!これだぁー!」

ということで、他の人も入札してきましたが、必ず落札すると決めて、パソコンとしばらくにらめっこ。

無事に落札しました。3,000円で。


先週届いて、今日実際に使ってみました。

フレアナットの方はかなり良い使用感でした。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


フレアナットについてご説明しますと、


通常、ブレーキのホースや配管には主に真鍮でできたナットが使用されます。真鍮は柔らかい金属で、ブレーキホースのナットとして使用すると

隙間が無くなることで密閉性を上げているのです。ですが反面、柔らかいためナットがすぐに舐めてしまうのです。腐食もしやすいのです。

また、ナットの写真を見てください↓
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
かなり薄いですよね。柔らかくてこんなに薄いナットだと、不適切な締め方をしたらいつかは割れてしまいます。
事実、私は2回割っています。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
以上のことを考え、「ブレーキ」というカートにとって命とも言うべきパーツが壊れてしまうのを防ぐため、専用工具を使うほうが良いのです。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
このフレアナットレンチはメガネレンチが入らないような所にも、ホース等の障害物を避けて通し、ナットを回すことができる、限りなくメガネレンチに近いオープンスパナなのです。
通常のスパナは、ナットを2点で接触して回すのに対し、フレアナットレンチは5点で接触しているので、それだけナットにかかる負担を分散することができるのです。


$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
フレアナットで一発緩めたら、後はクイックレンチで一気に回していきます。

さあ、回そう! ・・と思ったら、あれ?

引っかかるやん。

通常、クイックレンチはナットが片方には回るが、反対に回したときはナットはかかることがないので
ラチェットの感覚で使用することができるのが売りなのに、
このMACのクイックは両方向とも回ってしまいました。

これは、MAC側の精度の悪さなのか、ナットとの相性の悪さなのか分かりませんが、このままではダメだ!

スパナをバイス台に挟んで、引っかかる所をヤスリでギコギコけずりました。↓
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

本当はメッキが剥がれてしまうのでやりたくありませんでしたが、工具として使えなければ意味がありません。

何度かトライしてみてようやくクイックスパナとしての機能が発揮できるようになりました。メッキ剥がれたらいやだなぁ・・。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


さっきのナットと工具の相性についてですが、例えば同じ10mmのスパナでもメーカーによって微妙に幅が違うことがあるんです。

日本のボルト・ナットには日本の工具(KTC、nepros、Ko-ken、SEK 等)が一番合うのです。

同じように、アメリカのボルトにはアメリカの工具(Snap-on、MAC TOOL、S・K 等)

ヨーロッパのボルトにはヨーロッパの工具(スタビレー、HAZET、FACOM、PB、Wera 等)

私たち、カート業界に関して言えば、ほとんどのカートはイタリア製なので、ほんと言うとヨーロッパの工具を使うのがベストなんですね。



今日も、工具のうんちくを読んでいただきありがとうございました。

本日、ブログの自動車・乗り物ランキングで845位/7862人になっていました!

こんな、しょうーもないブログをたくさんの人に読んでいただきありがとうございます。

今後もよろしくお願いいたします!


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[ 2010/03/21 01:47 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

通のツール箱!

今回は、遂に私の工具箱の中身を簡単に紹介しまーす。(^O^)/

ちょうど2007年に渡辺さんと全日本に出ていた頃で秋くらいに購入したものです。

主に、カートコースに工具を持ち込みしなければならないということと、
私の軽自動車に乗るという前提で箱は大きなキャビネットタイプではなく、
手で運べるチェストタイプを選んでおります。(それでも結構重いんだけどね)

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

まず、この艶消しブラックの工具箱ですが
「Seednew」というあまりみなさんには馴染みの薄いメーカーですが、
とても頑丈な作りをしていて値段もお手頃というなかなか良いメーカーです。
トルクレンチとかも作っているんですよ。('-^*)/

工具セットとして買うのではなく、箱だけで購入し、中の仕切り・ソケットホルダー・レンチホルダーは後で自ら付けました。


「どうやったらカッコよく工具を配置できるかなぁ。」と考えながら作っていくのがとっても楽しいんです。

一番初めのコンセプトとしては『開けた瞬間「おぉーすごい!」っと言わせる工具箱』を目指して作りました。

日々、マイナーチェンジを繰り返しているのですが、現在はこんな感じになっております。↓

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


まず、トップのスペースですが、元々買った時にはSeednewのオカモチトレーが真ん中に一緒に入っていましたがそれを取っ払い、そこにスパナを置くことにしました。
レンチホルダーをカットし、リベットで留めてスポンジを敷きました。
スパナ同士が当たらないようにするのが大変でした。


$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
ついこの間まではここに「SIGNET」(シグネット)製のコンビネーションレンチが収まっていましたが、
最近「STAHLWILLE」(スタビレー)製のコンビに変えました!
このレンチについてはまた別の日にブログで書かさせていただきますが、このスタビレーの「15シリーズ」
というモデルはすでに廃盤となっているモデルで、現在どこの工具屋にもここまでフルセットになって売っている事はない貴重な物です。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
手前のソケットレールはみなさんご存知の「Snap-on」製のもので、レールがアルミ削り出し、差し込み部分は根元を押さえつけるとソケットが飛び出してくるという、一風変わったものです。2本で7,000円です。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
実はこのソケットレール、使い勝手は良いのですが、根元を押さないことにはソケットが外れないようになっているため、この事を知らない人がソケットを無理やり引っ張って外そうとしてレールを壊してしまうようなこともあるのです。

私も鈴鹿でT本間さんにやられてしまいました。 ぐにゅっ!ボキッ! ( ̄□ ̄;)!!


$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
次に1段目の引き出しですが、右からドライバー関係他、真ん中がボールペン類その他小物、左はインパクト用ツールになっております。
説明したいものがいっぱいありますがきりがないのでどんどん行きましょう。


$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
2段目の引き出しは主にヘキサゴン関係ですね。「こんなにいっぱい六角いらんやろっ!」ってかなりの人が思ったことでしょう。(笑)
主に「Wera」製のヘキサゴンを使います。あと、「PB」製も何本かあります。
ボルトを緩める時は「Wera」、締めるときは「PB」と使い分けるとグッドです!

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
3段目の引き出しはプライヤー関係ですね。主に「KNIPEX」製と「BAHCO」製の物が揃えてあります。あと、特殊なプライヤーも何本か。
前回紹介したプライヤーレンチはここにありますね。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~
一番下の引き出しはその他大きな工具です。Tレン(T型レンチ)、プラハン、ロッキングプライヤー、リベッター、ブリーディングツール、ヤスリ、ノコギリ、他といったところでしょうか。

「ロッキングプライヤー」とはいわゆる「バイスプライヤー」のことですが、実は「バイスプライヤー」なんて工具は存在しないんですね。
もともと、ロッキングプライヤーを初めて作ったのがアメリカの「Petersen」(ピーターセン)という会社で商品名が「バイスグリップ」というものだったんです。
現在でも生産しており、ロッキングプライヤーについては右に出るメーカーはいないといわれるほどです。
その商品名「バイスグリップ」と工具名「ロッキングプライヤー」が混ざって「バイスプライヤー」という呼ばれ方になっちゃったんですね。
だから、工具通の人は必ずロッキングプライヤーと呼びましょうね!


これで私の工具箱は以上です。  





と言いたいところですが、まだあります。

こちらが特殊工具入れになっております。中を開くと・・・。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

トルクレンチ、エアゲージ(脱着式)、タップ&ダイス、ベアリングプーラー、ベアリングインサート、スプロケットプーラー、ホースプライヤー、ブレーキピストンプライヤー、ドリルシャープナー他、そして「KENTAX」製シャフト抜きが入っています。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~



これでもまだまだ足りない工具がいっぱいありまして、買う工具リストがまだ10個ほどあります。

でも、きっとその10個の工具を買ったころにはまた別の工具が欲しくなっているんでしょうね。


工具箱 = 宝箱  です。 私にとって。


ちなみに黒の工具箱(Seednewの方)ですが、鈴鹿のレーシングカート用の重量計で重さを測ってみましたところ、

なんと、45kgもありました。(笑)

まぁ、その重みで「工具増えたなぁ」という充実感が湧いたりするんですけど。 ←かなりバカですね。

だから、一人で車へ載せ下しするのかなりしんどいんです。

私が工具箱を持ち上げている時は、みなさん逃げずにどうか手伝ってくださーい。





単なる自慢にしかなっていないブログで申し訳ありません。

アクセス数も思ったよりも多く、正直ビックリしています。

これからも、みなさんに読んでもらえるように頑張っていきます。

それでわ、ばいばーい!


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[ 2010/03/19 00:45 ] 工具 | TB(0) | CM(0)

ファクトリーギア豊橋店 に行ってきました!

3月13日土曜日!

ケインズのバイトがOFFになったので久々のお休みです!

いつも、平日は会社、土日祝はケインズで仕事をして、自宅ではホームページの管理もしているのでなかなか休みが取れないんです。

この日は俺がバイトの予定だったので、彼女も友達とボードへ出かけてしまいました。

だから全く予定がありませーん!

こんな日はやっぱり行きますよ! 工具屋さん巡り!!   ん~ 超楽しみ! (‐^▽^‐)


ずっと前から行きたかった店があるんです!

「ファクトリーギア 豊橋店」!


そうです。わざわざ工具のためだけに、桑名から豊橋まで行きました。はい。 

高速でも1時間半ちょいかかりました。




工具屋さん巡りはみんなでワイワイ行くのも楽しいんですが。

初めて行くお店は大抵 私は一人で行きます。

じっくりと工具を眺めて「あーでもない、こーでもない」と考えている時間が好きだからです。

お店の中を何周もぐるぐる周り、見落としが無いかどうかくまなくチェック!  まさに工具マニアです。

店員さんにいろいろと工具のお話を聞いたりすることもできますし。 とっても幸せ~。 (^~^)



とは言え、久々のお休みなので昼の1時まで寝てました。ZZzz....

家を出たのは昼の4時頃。

東名高速に乗って途中休憩を挟み、豊川インターに到着!

そこから携帯ナビを駆使し、5時半に到着しました! 念願のファクトリーギア! わくわく!

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

木造の建物で工具屋さんとは思えない温かみのある店構えで、入り口で店長の澤山さんが出迎えてくれていました!

ファクトリーギアは全国で9店舗あり この豊橋店は第2号店! 世界中の上質工具を取り扱うお店で、

妥協を許さない本当に上質な工具しか売らないというポリシーがあるらしいんです。


なんと、この日はたまたま豊橋店が開店してからちょうど10周年ということで、イベントが行われていました。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

BAHCO、Ko-ken、スリーピークスより、メーカーさんも出張で実演販売もしていましたよ。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~



澤山店長:「いらっしゃいませ!三重からいらっしゃったんですか?車が三重ナンバーだったんで。」

Y-MAX:「はい、そーなんですよぉ。工具大好きなもんで。ずっと来たかったんですよ。」

澤山店長:「いつもなら7時で閉店なんですが、今日は10周年なので夜11時まで営業しますから何時間でも見ていってください!」


おぉ!今日は11時までやっているのかぁ! よーし!じっくり工具探し出来るやん!


いやぁ、しかしなかなかの品ぞろえでした。

ふつうならガラスケースに入れられたりカタログにしか無いような有名上質工具が普通に所せましと並んでいました!
これは、実際に手にとってフィット感を確かめるためにそうしているそうです。
普通はこういう展示をするとサビやホコリが付きやすいのですが、ちゃんと手入れが行き届いているのでしょうね、ピカピカです。
手間がかかっても、お客さんが本当に満足できる工具を販売するという気遣いなんですね。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


澤山店長からいろんな工具のお話を聞くことが出来ましたが、そのことはまた今度書きます。(長くなるので・・)


Ko-kenのブースに行くとなにやら大きな物体があるなぁと思って見てみると

おおおぉ!これはカタログでしか見たことのない、Ko-kenの「95mmソケット」やん!!(ノ゚ο゚)ノ

ソケットではスナップオンと肩を並べる上質工具メーカーKo-kenの2番目にでかいソケットがこの95mmです。


「やっぱデカイですねぇ・・」

「一番大きい100mmも置いてありますよ!」

「えっ!マジですか!」Σ(゚д゚;)

ということで、親切に棚から出してきてもらいました。

$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~

ちなみに左が95mm、右が100mmです。

その間に普通の8mmのソケットも置いてもらいました。

いい写真が撮れました!

値段見えますか? 95mmソケットで1個なんと44,700円!!!

聞くところによると、重機や鉄橋のナットを回すものらしいですが、ほとんどオブジェと化しているらしいです。(笑) カートのリヤタイヤ位の大きさがありました。


ちなみに、カタログ上ではインパクト用ソケットで、何と!235mmまで規格があるみたいです!!
こちらは大型船舶用らしいです。さすがにこれは置いてありませんでした。
金額はなんと定価で816,000円!・・・・ (笑)
ソケット1個なのに・・。



隣にはスリーピークスというニッパー・プライヤー専門メーカーのブースがありました。

そこには私がまだ見たことも無かった新型ニッパーが置いてありました!

まだ、買ってはいないので買ってからのお楽しみで秘密にしておきまーす (^~^)
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


今回買った商品は

・BAHCO(バーコ)パイプレンチ兼用モンキーレンチ
・チェーンプライヤー ×2 (1個はさとちゃんの分)
・ラジエター補修用ペンチ メタペン
・Wiha マグネタイザー
・KTC ハンドリムーバー
・ナスカルブ

全部でこんだけだったと思います。たしか。

最後の「ナスカルブ」ってご存知ですか?

詳しくはこれをご覧ください↓ おそらく欲しくなると思いますよ。



レジにてサービスでPROXXONのコンベックスとSnap-onのカレンダーとBAHCOのカタログを頂きました!

結構長い時間居ましたが、とてもお客さんが多く、しかもみなさん常連さんが多いのか、お店の人もお客さんもとても親しみの湧く人たちばかりでした。10周年記念のプレゼントを持ってくるお客さんもいましたよ。いろんなお客さんから愛されているんですね。
$『通のツール箱』 ~ Y-MAX 工具道 ~


何から何まで本当に親切に対応していただきありがとうございました!

ケインズのみんなも連れていくように澤山さんには約束したので、またみんなで行きましょう!豊橋へ!



↓ この工具を買う! ↓
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[ 2010/03/16 23:58 ] 工具 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

yukihonma

Author:yukihonma

レーシングカートショップケインズの
アルバイト店長 Y-MAX です。

レーシングカートドライバー,メカニック
レース中の写真&動画撮影
ショップのホームページ製作・管理
ネットオークション販売を担当しています。
最近は、海外オークションのインポーターにもなりつつあります。

↓ レーシングカートショップケインズ ホームページ
http://keins.xxxxxxxx.jp/

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